ニコスの過払い金請求は自分でやれ!失敗しないための注意点まとめ

ニコスの過払い金請求は自分でやれ!失敗しないための注意点まとめ

他のカード会社に比べて個人への過払い請求の対応が厳しい「ニコス」。過払い金請求で400億円の大赤字を出しているのですから当たり前です。

でも、あきらめることはありません! かつては信販会社最大手カード会社がメガバンクの子会社になり、今では銀行系クレジットカード会社となっていますので信用問題にかかわります。正当な請求であればニコスも応じないわけにはいきません。

ニコスの場合、DCカードをはじめ複数のカードが絡んでいて、ニコスに請求すれば全部のカードが対象となります。まずは対象カードを確認しましょう。あなたも複数のカードで過払いが発生していれば、予想以上の金額を取り戻すことができますので、以下の記事を参考にがっつりと過払い請求しましょう!

ニコスとは

信販会社としては最大手だった「日本信販」が2005年に「UFJカード」と合併。さらに2007年に「DCカード」が合併し「三菱UFJニコス」が誕生。過払い金の対象となるのは、ニコスよりも日本信販時代にキャッシングをした方が多くなります。

ニコスの最近の経営状況

2016年5月に409億円の赤字を正式発表。日本信販時代の過払い請求が痛手となり5年ぶりの赤字となります。今後は別々に稼働していた「ニコスカード」と「DCカード」「MUFGカード」が1つになることで、年間約200億円の経費削減になるというので経営状況も黒字になるだろうと見込まれています。

いずれにせよ、三菱東京フィナンシャルグループの子会社になりますので、倒産の心配はしなくても大丈夫でしょう。

ニコスの過払い金請求の対象期間と当時の金利は?

対象期間:2007年(平成19年)以前 当時の金利:26~29% 対象となるカード:NICOS(ニコス)カード、DCカード、MUFGカード、マイベスト、シェルスターレックスカード、ENEOSE NICOSカード、UFJカード、UFJ JCBカード、ミリオンカード、フィナンシャルワン ニコスカード、CDカードの場合、当時は29%以上の金利で借りていた方も多いといわれているので、過払い金もかなりの額になります。

ニコスから過払い金が返還されるまでの期間の目安

裁判(訴訟)を起こさず、話し合いにより和解した場合

返還までの期間:3~4か月

裁判(訴訟)を起こした場合

返還までの期間:2~3カ月

ニコスの過払い金請求の回収率の目安

裁判(訴訟)を起こさず、話し合いにより和解した場合

回収率:個人の場合30~50%、専門家の場合:80~100%

裁判(訴訟)を起こした場合

回収率:個人の場合50~80%、専門家の場合:90~150%

和解の場合、過払いの額が少ないほど回収率も高く、専門家に頼んだ場合、「150.1%」という回収率で過払い元金20万円に対し、利息分として10万円も取り戻すことができたケースもあります。

ニコスに過払い金請求する場合の注意点

1995年(平成7年)以前の取引履歴は保管していないということで、それ以前のキャッシングに対しては、「推定計算」や「0円計算」といったニコス側に有利な計算方法で対抗してきます。過払い利息が多いケースでも、激しく争ってくる傾向にあります。

ニコスは過払い請求に厳しく、返還率も低い

最初は低い過払い金で早期に和解しようとしてきます。こちらが訴訟を起こすとニコスも徹底して争う姿勢を見せ、返還までに長期化し、しかも低い返還率で終わる傾向にあります。

ニコスから今後借り入れができなくなる可能性がある

過払い金請求をするとニコスカードは使えなくなります。カード会社との合併が多いので「DCカード」など複数のカードがあり、たとえニコスカードに過払い請求をしたとしても、これらのカードもすべて使えなくなりますので注意が必要です。

ニコスの保証会社が三菱東京UFJ銀行の場合がある

ショッピングのリボ払いなどで残債があり、過払い金より残高が多い場合、ブラックリストに影響することがあります。心配な方は、ニコスの保証会社を調べてから請求すること。

ニコスの場合、保証会社が三菱東京UFJ銀行になっている可能性が高いため、過払い請求をする際、三菱東京UFJ銀行のカードローンで借入をしていて残があるとすれば、先にカードローンの返済を終えてからのほうが安全です。

ニコスで公共料金などの自動引き落としができなくなる可能性がある

電気代やガス代など公共料金や保険料などを自動引き落としにしていると、これらも借金としてみなされるため過払い金よりもカードの残債のほうが多い場合、引き落としができなくなる可能性があります。ですので、該当しそうな方は過払い請求をする前に引き落とし先の変更手続きをしておきましょう。

過払い金請求の時効に注意

過払い金には「時効」があります。法律で決められていますが、10年経つと請求ができなくなってしまうのです。ただし、「完済してから10年」になります。

ですので、20年前のキャッシングでも5年前に完済したのであれば、時効まではまだ5年もあるということ。しかも、請求できる期間は完済した5年前から10年ではなく、この場合なら20年前から完済までの15年間に対して請求ができることになります。

ニコスの過払い金請求を個人でやった場合に多い傾向や特徴

取引履歴を出してくるのが遅く2~3カ月かかることが多く、個人で過払い金請求するとかなり低い金額が提示される傾向にあります。請求への対応も個人に対しては厳しい態度をとることがほとんど。和解よりも裁判で回収することが多いカード会社のひとつです。

ニコスの会社概要

(2015年3月31日現在) 社名:三菱UFJニコス株式会社 設立:1951年6月7日 本社住所:東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 本店住所:東京都文京区本郷3-33-5 電話:03-5489-6165(MUFGカード) 03-3770-1177(DCカード) 代表者:代表取締役社長 井上 治夫 資本金:1,093億12百万円 従業員数:3,286名 営業内容:クレジットカードサービス、ファイナンスなど 決算期:3月31日 上場:非上場 貸金業者登録番号:関東財務局長(11)第00115号

※ここに掲載されている情報は2016年9月時点で調べたものです。詳細は公式サイトでご確認ください。 ≪公式サイト≫ クレジットカードなら三菱UFJニコス http://www.cr.mufg.jp/

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